集中豪雨やスリップでの川の転落など、何かしらのトラブルで自動車が水中に落ちた場合、しっかりとした対応をしないと命取りとなります。
もしそんなトラブルに巻き込まれた場合は以下のように対処しましょう。
自動車が水中に転落した場合、状況により対応方法が変わりますが、まずどの状況の時でも一番重要なことは、
パニックにならないように冷静でいること!
自動車が水中に転落した場合、窓を開けていれば勢いよく水が入ってくるし、だんだんと車が沈んでいくのはかなり恐怖です。
しかし、パニックになって慌てれば慌てるほど、空回りしてしまいます。
「ちゃんと対応すれば助かる!」それを自分に言い聞かせて冷静に対応してください。
窓が水面より上にある場合
- シートベルトをはずす。
- 窓を開けて窓から脱出する。
※ドアは水圧によりほぼ開けることができない。 - 窓ガラスが十分に開かず、脱出できない場合は自動車用の非常用ハンマーで水面より上にある側面か後面のガラスを壊す。
※前面のガラスはヒビが入るだけで、割れないので注意。
※窓が水面より上にあるうちに割ってください。★非常用ハンマーが無い場合、ビニール袋かもしくは靴下などを用意して、小銭(1円は軽すぎるのでそれ以外)を数十枚用意して中に入れてハンマー代わりに叩くと割れます。
■非常用ハンマー
水没した時だけでなく、事故などでドアが開かなくなってしまった場合などにも使用できるので、1つぐらい自動車に常備しておきましょう。
窓から脱出できない場合
- シートベルトをはずす。
- 慌てずに水面が胸か首ぐらいになるまで待ち、大きく息を吸い込んだらドアを開けて脱出します。
※ドアは水が完全に入ることで外と車内の水圧の差がなくなると開けられるようになります。